このページでは、犬のしつけのタッチングのやり方とコツについて説明してます。
犬しつけの基本、主従関係を強化する方法として、リーダーウォーク、ホールドスティール、タッチングの3つがあると書いてきました。
タッチングとは、犬が人間に触られても平気になるようにすることです。
しつけの順番としては、ホールドスティールができるようになってから、タッチングに行うようにします。
多くの犬は人間に頭や背を撫でられるのは平気だったりします。
タッチングでは、鼻や耳、しっぽ、足など犬の敏感な部位に触れても大丈夫なようにすることが目的です。
人間に敏感な部分を触られても平気だと犬に認識させるのです。
タッチングで人に触られるのに慣れていれば、爪の手入れやシャンプー、動物病院での診察やトリミング等をスムーズに行うことができます。
それでは、タッチングのやり方をみてみましょう。
タッチングのやり方
まず、ホールドスティルの体勢になります。
ホールドスティルは、飼い主は膝をついて座り、足の間に犬を座らせ抱きかかえるのでしたね。
次に飼い主は足を伸ばし太ももの上に犬を腹ばいに寝かせます。
その体勢から犬を仰向けに寝かせ、犬の体を優しく撫でましょう。
慣れてきたら、足先や鼻、耳、しっぽに触れましょう。
マッサージをするような感覚で触ります。
最後にホールドスティルの体勢に戻り、犬を開放します。
タッチングのやり方は以上です。
タッチングのコツ
タッチングの方法をいっぺんに全部こなそうとせず、段階的に慣れさせて行っていくのが、タッチングのコツです。
各段階できちんとできたら、愛犬を褒めてあげましょう。
犬がタッチングを嫌がって、もがいたりすることもあります。
暴れた場合でもしからずに、犬を落ち着かせてから、タッチングを再開するようにします。
急がず徐々に行っていくのがタッチングのコツなのです。
以上、タッチングの方法とコツを解説しました。タッチングの躾けがまだ済んでいない飼い主さんは、参考にしてみてくださいね。